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主人公・有馬たくやは幼少期に母を亡くし、歴史學者である父も二ヶ月前に事故で亡くしてしまった。全てにおいて活力を失ってしまった高校生最後の夏休み。ある日、用途不明の丸い鏡とガラス玉のはまった妙な物體が入った小包が屆けられる。同梱されていた手紙には父親が生きていると思わせる內容が…?!「今夜10時に、この物體を持って剣ノ岬(三角山)へ行け」指示に従いその場へ向かうと、謎の女性が倒れていた。そこには學園長と謎の転校生の姿も。瞬間、地響きとともに光に包まれる…。並列世界を駆け巡る旅が、今、始まる。