日本は今、大変な危機にある。それは高齢化社會や環境問題ではない。耳にすることはあるが、あまり目を向けられないお金の話だ。國民が快適な生活をし、子どもたちに未來を託すために必要な國家の財政がピンチにある。日本は1000兆円を超える借金を抱え、いまもなお積み上げている。時の総理大臣?江島隆盛(草刈正雄)が、周防篤志(溝端淳平)ら精鋭の財務官僚4人を集め「日本の未來のために一般會計の歳出を半分にする」と宣言し、「オペレーションZ」と名付けられた特命プロジェクトが結成された。歳出で最も多い社會保障関係費、次いで地方交付金。この2つを「ゼロ」に近づけないと「歳出半減」は実現不可能だった。「オペレーションZ」のメンバーたちの想いは、國民に屆くのか。