義母・亜希子(綾瀬はるか)の再就職から1年後、2019年秋。亜希子は大阪、娘・みゆき(上白石萌歌)は東京と、離れて暮らしていた。亜希子は、大手コンサルタント會社でバリバリに活躍し、10年間のブランクを感じさせない目覚ましい成果をあげていた。女子大生になったみゆきは相変わらずな愛すべきマイペース。サークルにバイトにほっこりとした日々を送っている。ちなみに、幼なじみのヒロキ(井之脇海)との関係は相変わらずの模様。 そんなある日、突如クビを宣告され帰京することになった亜希子は、久しぶりにみゆきのアパートを訪れる。すると、みゆきのアルバイト先であるベーカリー麥田の店長・麥田(佐藤健)が、裸にタオル1枚の姿で風呂場から出てくるのに遭遇!さらに麥田の腕には、なんと赤ん坊が抱きかかえられていた!そこへ帰宅するみゆき。まさか、みゆきと麥田の間に子どもが!? 「ち、違うんです宮本さん!!」「違うの、お母さん!!」このなんとも意味不明な狀況に混亂する亜希子。 「これは一體どうしたことでしょう!」 こんなドタバタから始まる義母と娘の物語。 「本當の幸せとは何か?」血のつながらない母と娘、そんな二人の姿を見つめる男(竹野內豊)、相変わらずのブルースを奏でるように、愛の形を模索しながら、悩み、怒り、時に喧嘩し、また寄り添っていく。周囲の人間たちも、溫かく、優しく家族を支えていく。そこには、今回も數えきれない笑顔と、ほんの小さな奇跡がある。